海藻に含まれるフコイダン

 

フコイダンは昔から注目されている成分です。

 

海藻の表面のぬめり部分に多くあり、ワカメやヒジキ、昆布、モズクに含まれていますが、特に多いのはモズクです。ワカメの場合は根元であるメカブや昆布であれば、ガゴメコンブに多く含まれています。

 

フコイダンには様々な効果があります。ピロリ菌の除去や免疫力アップ、美肌効果、がん細胞の抑制、抗アレルギーなどです。

 

ピロリ菌は胃の粘膜にいることが多く、胃潰瘍や胃がんの原因となる菌です。菌を保有しているかどうかは検査にてすぐにわかり除菌できますが、フコイダンを摂取することでも除去することができます。ピロリ菌は胃の粘膜のようにぬめりのある部分にくっつく性質があるので、フコイダンをとることによってピロリ菌が間違えてくっつき、胃の外に押し流すことができます。

 

がん細胞の効果としてはフコイダンには免疫力をアップさせる働きがあり、免疫細胞であるナチュラルキラー細胞の働きを強めます。ナチュラルキラー細胞は体内に侵入してきたウイルスやがん細胞を見つけ攻撃する働きがあるので、活性化することによりがん細胞を死滅に追いやることもできます。またがん細胞の特性上、細胞が大きくなると新しい血管を作り出しますが、フコイダンにはそうした新しい血管の作成も阻害するためがん細胞の増殖を防ぎ、転移や再発の予防にも効果があるとされています。

 

この他にはインフルエンザの予防や花粉症、鼻炎にも効果があります。抗酸化作用もあるためシミやしわを作りにくくし美肌効果も期待できます。

 

フコイダンは1日3g程度とされていますが、モズクに換算すると約1kg食べないといけません。不足分はサプリメントなどで補うと良いでしょう。また、酢と一緒にとると、フコイダンの成分がより効率よく体内に吸収されます。食べすぎても副作用はありませんが、水溶性の食物繊維であるためお腹がゆるくなることがあります。また海藻類は塩分が高めでヨウ素もふくまれているので取りすぎないように気を付けます。